- 2019.03.22 2022.07.12
ブックメーカーのキャッシュアウトって何?種類や使い方を解説
こんにちは!ベスカジ編集部の華麗夏恋です。
今回はブックメーカーのキャッシュアウトについて紹介していきます。
スポーツの試合の勝ち負けを予想するブックメーカーでは近年キャッシュアウトという機能が使えるようになりました。キャッシュアウトを使えば、試合中でも賭けの操作が可能となります。これにより今まで以上に細かい資金管理が実現し、ブックメーカー自体の魅力アップに貢献しています。
この記事を読んだらわかること
✅キャッシュアウト利用した利益確定と損切りについて
✅キャッシュアウトの3つの種類について
✅実際のキャッシュアウトのやり方
目 次
キャッシュアウトとは?
スポーツブックの魅力を高めているキャッシュアウトについてこちらでは解説します。
大前提としてスポーツブックの基本的なルールとして以下の2つが挙げられます。
・払い戻しに適応されるのは賭けた時点のオッズである
・オッズは試合中にも変化する
つまり、同じチームの勝ちに同じ金額を賭けたとしても、賭けた時のオッズが異なれば、払い戻し金額も異なるということです。これらに加え、従来のスポーツブックではベットすると後は試合終了を待つだけでした。
こうした状況に変化をもたらしたのがキャッシュアウト機能です。キャッシュアウトを利用すれば、試合途中であっても、払い戻しを受けることができます。
つまり、試合終了を待たずに利益を確定させたり、早めの損切りにより損失額を少なく抑えることが可能になるというわけです。
このように試合終了を待たずに資金管理を可能にするキャッシュアウト機能の登場により、スポーツブックの楽しみ方の幅が広がったといえます。
キャッシュアウトの使い方
キャッシュアウトの使い方には次の2つがあります:
・利益を確定させたいときに使う「利益確定」
・損失を増やしたくないときに使う「損切り」
それぞれについてサッカーの試合を例に具体的な使用例を解説していきます。
利益を確定させたいときに使う「利益確定」
まず最初にキャッシュアウトを利益確定のために使うケースを紹介します。
例えば、以下のような試合前オッズを示すサッカーの試合があったとします:
・チームA勝ち 2.0倍
・引き分け 3.6倍
・チームB勝ち 4.5倍
試合前にはチームAがかなり有利だと予想されていることが分かります。しかし、色々と条件を調べるとチームBにもチャンスがあることが分かり、チームB勝ちに100ドル賭けたとします。
この場合にチームBが見事に勝てば100ドルx4.5倍=450ドルの払い戻しを受けられます。
実際に試合が始まると、大方の予想を裏切りチームBが前半20分に先制し、1-0とリードしました。この時点でのオッズは以下のように変化しました。
・チームA勝ち 3.2倍
・引き分け 3.3倍
・チームB勝ち 2.9倍
そして、キャッシュアウト可能金額として162.54ドルと表示されていたとします。
仮にこの時点でキャッシュアウトを使うと162.54ドルの払い戻しを受けることができます。つまり、試合終了を待たずに62.54ドルの利益を挙げられるというわけです。
このように自分の予想した通りに試合展開が進むと、試合終了を待たずに利益を確定することがキャッシュアウトを利用すれば可能となります。
損益を増やしたくないときに使う「損切り」
上記の試合でキャッシュアウトを使わずに試合の経過を見守ったとします。すると当初の予想通りにチームAが巻き返し前半42分に同点ゴールを決めて、1-1となりそのまま前半が終了しました。この時点でのオッズは以下の通りとなりました。
・チームA勝ち 2.1倍
・引き分け 2.8倍
・チームB勝ち 5.8倍
そして、キャッシュアウト可能金額として62.32ドルと表示されていたとします。この時点でキャッシュアウトをすれば、損失は100-62.32=37.68ドルとなります。
前半の展開を見るとチームBが勝つのはかなり難しそうだと感じた場合には、予想を外して100ドル丸々失うよりは、この時点で損切りして損失を37.68ドルに抑えるという判断をすることも可能です。
このように自分の予想した展開と実際の試合展開が違った場合に損失金額を抑えるための損切りとしてキャッシュアウトを使うことも可能です。
キャッシュアウトの種類は3つ
このようにブックメーカーでの遊び方の戦略性を高め、楽しさをアップしてくれるキャッシュアウトには次の3つの種類があります:
・全額キャッシュアウト
・部分キャッシュアウト(パーシャルキャッシュアウト)
・オートキャッシュアウト
この章ではそれぞれついて詳しく解説します。
全額キャッシュアウトとは?
最初にお伝えする全額キャッシュアウトはその名前の通り、現在ベットしている金額を全てキャッシュアウトすることをいいます。もちろん、利益確定・損切りの両方の場面で利用することができます。
一般的なキャッシュアウトというと、この「全額キャッシュアウト」を指し、広く利用されている方法です。
全額キャッシュアウトを行った時点でベット金額は0(ゼロ)になりますので、その後の試合結果は払い戻し金額には影響しません。したがって、完全に試合結果を見切った時に使用する方法となります。
部分キャッシュアウト(パーシャルキャッシュアウト)とは?
部分キャッシュアウトはベットした金額のうち、一部の金額のみ払い戻しを受ける方法です。ちなみにパーシャル(partial)は英語で「部分的な」という意味ですので、部分キャッシュアウトとパーシャルキャッシュアウトは同じ意味となります。
キャッシュアウト機能を備えているブックメーカーの多くでこの方法も使えます。ベット金額のうち、任意のパーセントを選び、その比率分だけ払い戻しを受けるのが一般的な方法です。
払い戻した金額以外は引き続きベットした状態となり、試合結果によって最終的な払戻し金額が変わってきます。
オートキャッシュアウト
オートキャッシュアウトは、あらかじめ指定した金額になったら、自動的にキャッシュアウトが実行される機能となります。
イメージとしては株やFXなどの投資の世界では広く利用されている指し値注文に近いといえるでしょう。
最初にベットした後、この金額になったらキャッシュアウトを行う、という指定をしておきます。その際には利益確定の注文も可能ですし、もちろん損切りの注文も可能です。
オートキャッシュアウトを設定しておけば、キャッシュアウトのタイミングを決めるためにずっと試合経過を見守る必要がありません。したがって、より少ない時間での資金管理を可能にしてくれる機能といえます。
まとめ〜キャッシュアウト機能を使って賢く稼ごう〜
いかがでしょうか?
ブックメーカーのキャッシュアウトは試合経過に応じた臨機応変な対応を可能にするので、儲けるためにしっかりと活用したい機能です。
キャッシュアウトを使えば、試合途中での利益確定や被害額が大きくなる前の損切りも可能です。3種類のキャッシュアウトを使い分けて、より細かい資金管理ができます。やり方も簡単なので、是非あなたのブックメーカーライフにも活用してください。
この記事のおさらいポイント
✅キャッシュアウトは利益確定・損切りの両面で使える
✅キャッシュアウトには3種類(全額キャッシュアウト・部分キャッシュアウト・オートキャッシュアウト)ある
✅オートキャッシュアウトを使えば、自動で決済することが可能になる
✅ボタンひとつで実行できるので、やり方はとても簡単である