- 2019.03.28 2022.07.12
【ブラックジャック必勝法】勝率を120%上げるベーシックストラテジーの考え方と使い方
みなさんこんにちは!ベスカジ編集部の華麗夏恋です。
今回はブラックジャックで勝つためには欠かせないベーシックストラテジーについて紹介していきます。
ブラックジャックは闇雲にヒット、スタンドを選択しても勝てるようにはなりません。
ブラックジャックで勝っている人はベーシックストラテジーどおりのアクション選択を心得ており、理論的に勝率が高い判断を知っているから勝てるのです。
この記事を読めばブラックジャックの勝率を上げられるベーシックストラテジーの考え方・使い方が分かるようになるので、ぜひ参考にしてください!
この記事を読んだらわかること
✅ベーシックストラテジーの期待値的な考え方
✅ベーシックストラテジーの使い方(画像付)
✅ベーシックストラテジーを使用する際の注意点
その中でもランキング第1位のベラジョンカジノが特におすすめだよ!
目 次
ベーシックストラテジーの考え方
まず先にベーシックストラテジーの表の1つをご覧ください。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド
ベーシックストラテテジーはディーラーのアップカード1枚の数値が横列、あなた(プレイヤー)のカード2枚の合計値が縦列に書かれ、どの手役の時にどのアクションを取れば一番勝率が高いかを示した表のことです。
ざっくり見方を説明すると、ディーラーのアップカードが「7」、自分の手札が「10」の時は「D(ダブルダウン)」のアクションを取ると勝率が一番高いということになります。
参考までに紹介しているのは上記の1つですが、実は数種類あり、使い分けは、最初に配られた手札にAがあるかないか、ペアであるかないか、です。*詳しくは後述していくのでここでは説明を省きます。
そもそも、ベーシックストラテジーがどんな理論をベースに成り立っているか分かりますか?
その答えは「期待値」にあります。
ブラックジャックのカードの出現率
まず期待値について、理解する前にブラックジャックで引く・配られる可能性があるカードの確率についておさらいしていきます。
ブラックジャックでは「K,Q,J」の絵札を「10」と数えますよね?
そのため、シューから引く・配られるカードは「10」が確率的に一番高くなります。
52枚1組のトランプを構成するカードの数値ごとに割合を見てみましょう。
カード の数字 |
10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | A |
割合 | 30.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% |
52枚1組のトランプには「10」が一番多く含まれていることがわかりますね。
つまり、ブラックジャックで一番引く・配られる可能性があるカードは「10」だということです。
この確率を元に次章では期待値について紹介します。この期待値について理解できれば、ベーシックストラテジーで指定されているアクションも納得できるようになります。
期待値を使ってベーシックストラテジーの考え方を解説
ブラックジャックの確率について理解したところで、ベーシックストラテジーを成り立たせる期待値について解説していきたいと思います。
ギャンブルにおける期待値は、簡単に言えば稼げる可能性が高いか低いかを示す数値です。
期待値プラスのアクションは稼げる可能性が高い、期待値マイナスのアクションは稼げる可能性が低い(負けて賭け金を失う可能性が高い)ものだと考えてください。
(※本記事では期待値0が収支±0を表しています。)
なお、解説では期待値を具体的な数字で表記しますが、この数字を覚える必要はありません。
ケース1(プレイヤーが有利な組み合わせ)
以下はプレイヤーが有利な組み合わせです。
[ハンドA]
プレイヤー:「8」+「3」=「11」
ディーラー:アップカード「2」
[アクションの期待値]
ヒット:+0.24
スタンド:-0.29
この期待値から、ハンドAが出た時に毎回ヒットを選択すると平均して賭け金の0.24倍分稼げる可能性があり、毎回スタンドを選択すると平均して賭け金の0.29倍分資金を失う可能性があると考えられます。
よって、この場合はヒットが最適のアクションになります。
ケース2(ディーラーが有利な組み合わせ)
続いては、ディーラーが有利な組み合わせです。
[ハンドB]
プレイヤー:「8」+「8」=「16」
ディーラー:「10」(アップカード)
[ハンドBの期待値]
ヒット:-0.54
スタンド:-0.54
スプリット:-0.48
ダブルダウン:-1.08
どのアクションを選択してもプレイヤーの期待値はマイナスですね。
この場合の最適アクションはわずかに期待値が高いスプリットです。
以上のように、カードの組み合わせとその後のアクション次第で期待値は大きく変わります。
そして、このように全ての組み合わせにおいて期待値が一番高いアクションを表にまとめたものがベーシックストラテジーです。
ただ、ベーシックストラテジーに従えば常に勝てるというわけではありません。ハンドBのように期待値マイナスの最適アクションも含まれており、いつも期待値どおりの結果が出るわけでもないからです。
あくまでベーシックストラテジーは「平均して一番稼ぎやすい、または損をしづらいアクション」を示している表と認識してください。とはいえ、ベーシックストラテジーを使用すれば勝率が上がることは確かなので、次章ではさらに詳しくベーシックストラテジーについて説明していきます。
ベーシックストラテジーの使い方
ここからはベーシックストラテジーの具体的な使い方をみていきましょう。
使い方とあわせて最適アクションの狙いも解説していくので、ぜひ参考にしてください。
なお、説明ではイメージしやすいようにベラジョンカジノで遊べるブラックジャックゲームの画像を使用しました。
ハードハンドの時のベーシックストラテジー
ハードハンドとはAを含まないか、Aを1と数えた時のプレイヤーハンドのことです。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド
【例】
プレイヤーは「13」、ディーラーは「6」。
チャートから判断すると最適アクションは"S=スタンド"です。
次に引くカード、またはディーラーのホールカードは「10」である可能性が高いので、自身のバーストを避け、ディーラーに3枚目のカードを引かせてバーストすることを期待してスタンドを選択します。
ディーラーのホールカードは「10」、3枚目は「8」。
合計が「24」となったのでディーラーのバースト、プレイヤーの勝ちです。
ソフトハンドの時のベーシックストラジテー
ソフトハンドとはAを1枚含み、Aを「11」と数えるプレイヤーハンドのことです。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド
【例】
プレイヤーは「6/16」、ディーラーは「10」。
チャートから判断すると最適アクションは"H=ヒット"です。
ソフトハンドでは3枚目で合計値が「21」を超える場合、Aを「1」と数えるので、3枚目のカードを引いても絶対にバーストしません。
ですので、Aを「11」と数えた時の合計値がより高くなることを狙ってヒットを選択します。
プレイヤーは「6」を引いてしまったので、合計値は「12」になってしまいました。
数値が低くなった場合は前述したハードハンドのベーシックストラテジーを参考にアクション選択します。
スプリットの時のベーシックストラテジー
最初の2枚のカードがペアである場合、スプリットがベーシックストラテジーに加わります。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド P…スプリット
【例】
プレイヤーは「16(8のペア)」、ディーラーは「10」。
チャートから判断すると最適アクションは"P=スプリット"です。
ペアの場合、次のカードで「10」を引くと合計値が高くなる場合はヒットまたはダブル、ディーラーがバーストするかスプリットによって高い合計値が作れる可能性が高い場合はスプリットします。
プレイヤーの手札は「16(8のペア)」をスプリットしたことで、一方は「18」、もう一方は「9/19」になって元より高い合計値の手札が得られました。
ベーシックストラテジーを使用する際の注意点
ベーシックストラテジーはいわばブラックジャックの教科書のようなものですが、使用する際に気をつけておかなければならないことが2つあります。
参加したいブラックジャックのテーブル条件(期待値)を確認する
オンラインカジノやランドカジノで遊べるブラックジャックは、ベーシックストラテジーどおりにプレイした場合、トータル期待値が約-0.006~-0.001、つまり、賭け金の約99.4~99.9%が還元されるように設計されています。
各ブラックジャックゲームの期待値を決めるのは採用されているルール(条件)です。
ブラックジャックではデッキ数、スプリット後のダブル、ソフト17(合計値17になった時のディーラーアクション)などの細かいルールを組み合わせて、トータル期待値が約-0.006~-0.001になるようにゲームルールを作っているということです。
次の表で各ルールの期待値をご覧ください。
なお、実際の期待値は小数点以下の桁数が多いので、見やすいように100倍表記しています。
出典:https://easymoneyblackjack.com/blackjack-house-edge-calculator/
期待値プラスがプレイヤーにとって有利なルール、期待値マイナスがプレイヤーにとって不利なルールです。
参加したいブラックジャックのテーブル条件(トータル期待値)は、そのテーブルが採用しているルールの期待値を足し合わせるだけで算出できます。
ここでは例として、ベラジョンカジノで遊べる「Single Deck Blackjack Pro」の期待値を求めてみましょう。
期待値×100=-0.41なので、期待値は-0.0041です。
還元率(RTP)になおすと99.59%になります。
実際には同じテーブル条件でもシャッフル方法の違いで期待値がじゃっかん変わりますが、大差はありません。
全てのルールの期待値を覚えるのは大変なので、どのルールが期待値プラスでどのルールが期待値マイナスかだけでも把握しておきましょう。
インシュランスには絶対賭けない
ベーシックストラテジーの運用に限ったことではありませんが、インシュランスベットはプレイヤーにとって長期的に損をする賭け方です。
インシュランスとはディーラーがブラックジャックになる可能性に対する「保険」として賭けるもので、ディーラーがブラックジャックになっても結果的に損得0になります。
しかし、ブラックジャックが出ないでさらに負けると本戦の賭け金とインシュランス分の賭け金を失ってしまいますし、的中率を技術的に上げることはできません。
期待値で考えてもインシュランスはプレイヤーにとって不利なルールにあたるので、インシュランスには絶対賭けないでください。
まとめ〜ベーシックストラテジーを使ってブラックジャックの勝率をあげよう〜
いかがでしょうか?
ベーシックストラテジーはブラックジャックで勝つために欠かせない必須ツールです。
もちろんベーシックストラテジーどおりにだけプレイしていては長期的にわずかながら損が出てしまうので、練習を重ねてベーシックストラテジーを運用できるようになったら、チップコントロール法やカードカウンティングを身につけてさらに稼げる技術を磨いてください。
ベーシックストラテジーをマスターしたい方は今回説明でも使用したベラジョンカジノをチェックしましょう!
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この記事のおさらいポイント
✅カードの組み合わせやその後のアクションで期待値は変動する
✅ベーシックストラテジーはソフトハンド、ハードハンド、ペアの3種類がある
✅ゲームで採用されているルールによって期待値が変わる
✅インシュランスには絶対賭けない方がいい