- 2019.05.17 2022.07.14
【図でわかりやすく解説】テキサスホールデムのルールや必勝法を徹底解説
こんにちは!ベスカジ編集部の華麗夏恋です。
今回は、テキサスホールデムのルールや必勝法について紹介していきます。
テキサスホールデムは駆け引きが大切で、判断が勝負の分かれ目になり、駆け引きが上手くいくと大きく稼ぐことも可能です。
この記事ではルールを画像や実際のゲーム画像を利用し、初心者の方でもわかりやすいように説明していきます。
この記事を読んだらわかること
✅テキサスホールデムのゲームの流れ
✅テキサスホールデムの役の確率
✅勝つための戦略
目 次
テキサスホールデムの基本情報
それでは早速テキサスホールデムのルールを解説していきます。今回はわかりやすく説明するためにウィリアムヒルスポーツカジノで遊べるオンラインポーカーで実際に遊んだ映像を使用していきます。
テキサスホールデムのルール
テキサスホールデムポーカーは、プレイヤーは2枚のホールカードと5枚のコミュニティカードを組み合わせた合計7枚のカードで最善の役を作るというルールです。コミュニティカード5枚のみで役を作ることもできます。
ホールカードとはプレイヤーに配られるカードのことで、他のプレイヤーは見ることができません。コミュニティカードとは、テーブル中央に置かれる5枚のカードで、全プレイヤーが共通して使うカードです。以下の画像を参考にしてください。
テキサスホールデムポーカーは、プレイヤー同士で勝負するポーカーです。そのため、プレイヤー同士の駆け引きが重要になります。
テキサスホールデムの役
例えば、前項で使用した画像にあるコミュニティカードとホールカードを使った場合、『ワンペア』と『ハイカード』の役が作れます。
【ワンペア】
【ハイカード】
ワンペアは、ペアを1つ作る役です。通常のポーカーでは弱いイメージがあるかもしれませんが、テキサスホールデムの場合、ワンペアで勝つこともよくあります。
ハイペアの強さは、ワンペアの1つ下。数字の大きいカードから選択していった結果、上の画像のような手札になります。ハイカードは複数の対決の場合はほぼ負けますが、テキサスホールデムの1対1の勝負では、ハイカード勝負になることも多いです。
その他の役も確認しておきましょう。
役の名前 | 役の構成 | カードの例 |
ロイヤルストレートフラッシュ | 同じマークの10-J-Q-K-A | |
ストレートフラッシュ | 同じマークの連続した5つの数字 | |
フォーカード | 同じ数字のカード4枚 | |
フルハウス | スリーカード(同じ数字3枚)とワンペア(同じ数字2枚) | |
フラッシュ | 同じマークのカード5枚 | |
ストレート | 連続する5つの数字 | |
スリーカード | 同じ数字3枚のカード | |
ツーペア | 同じ数字のペア2組 | |
ワンペア | 同じ数字のペア1組 | |
ハイカード | 数字・マークともにバラバラなカード |
テキサスホールデムのゲームの流れ
テキサスホールデムのゲームの流れを、手順を1つずつ追いながら説明していきます。全体の流れは以下の通りです。
①空いてる席に座る
②ディーラーボタンの位置を決める
③ブラインド(強制ベット)
④カード配布
⑤プリフロップ・ラウンド
⑥フロップ・ラウンド
⑦ターン・ラウンド
⑧リバー・ラウンド
⑨ショーダウン
初めてプレイする人でも理解しやすいように、細かく手順を分けています。手順が多く複雑そうだと感じるかもしれませんが、実際ユーザーが行動するのは⑤~⑧のみ。この⑤~⑧はベッティングラウンドと言われており、チップを賭けるか、降りるかを繰り返すだけの単純なものなので、そこまで覚えることはありません。
また、流れを覚えて実戦を重ねていけば、すぐに慣れるので安心してください。それでは1つずつ説明していきます。
空いてる席に座る
テキサスホールデムポーカーは、2~10人のプレイヤーで行います。テーブルの座数には限りがあるので注意が必要です。
席は先着順で次のプレイヤーが座りますが、人気があるテーブルは、空席ができずに待つこともあります。狙っているテーブルが空席になっていたら、すぐに座ってゲームに参加しましょう。
ディーラーボタンの位置を決める
空席が埋まって、全てのプレイヤーの席順が決まったら、次にディーラーボタンの置き場所を決めます。(ディーラーボタンは丸い円盤状のもので1人のプレイヤーの前に置かれる)
ディーラーボタンを置かれたプレイヤーは、何でも最後にアクションができるので最高のポジションとされています。ちなみに、ディーラーボタンはカードを配るディーラーとは別です。
ディーラーがシャッフルしたカードを配り、一番大きい数字のカードを引いたプレイヤーの席にボタンが置かれます。なお、数字が同じ場合は、強い絵柄の順番(♠︎>♥>♦︎>♣︎)です。
ブラインド(強制ベット)
ディーラーボタンが置かれたプレイヤーの1人目をSB(スモールブラインド)と呼び、2人目をBB(ビックブラインド)と呼びます。
SBとBBの2人は「ブラインド」と呼ばれる強制ベットをしなければなりません。SBの人はテーブルの最低賭け金の半分をベットし、BBの人はテーブルの最低賭け金と同額をベットします。
カード配布
ディーラーボタンの場所が決まったら、次にディーラーが伏せたカードを各プレイヤーへ時計回りに2周、計2枚ずつ配ります。ちなみに、テキサスホールデムでは必ず時計回りにゲームが進行することが決められています。
最初に配られるのはディーラーボタンの左隣のプレイヤーで、最後がディーラーボタンを持ったプレイヤーです。
プリフロップ・ラウンド
プリフロップ・ラウンドとは、1回目のベットを行う第1ラウンドのこと。この時点ではプレイヤーに2枚のカードが配れています。プレイヤーは配られた2枚の手札を見て勝負するのか降りるのかを決めましょう。プリフロップの最初のアクションは、BBの隣の人から時計回りでスタートになります。
また、プリフロップで選択できるアクションは以下の3つです。
- フォールド:ゲームから降りること。
- コール:自分より前のプレイヤーと同額をベットする
- レイズ:自分より前のプレイヤーよりも上乗せしてベットする
誰もレイズをしなければ、ディーラーボタンを持っているプレイヤーが、コールまたはフォールドした時点でプリフロップは終了です。もし誰かがレイズをした場合は、誰かがレイズしなくなるまでゲームは続きます。
プリフロップ終了後、ポットにチップを集めます。
フロップ・ラウンド
第2ラウンドであるフロップ・ラウンドに進むと、ディーラーによってコミュニティーゾーンに3枚のカードがオープンされます。
流れは基本的にプリフロップと同じですが、SBとBBの強制ベットがないので、新たに「チェック」というアクションが追加されます。チェックは、場にチップがない場合に限りベットせずに次のプレイヤーへパスすることが可能です。場にチップがあればチェックはできません。
全員がチェックをした場合はその時点でプロップは終わりで、もし誰かがベットしたらコールかレイズしかできません。プリフロップ同様に誰かがレイズしなくなるまでゲームは続き、フロップ終了時にはポットにチップを集めます。
ターン・ラウンド
「ターン」に入ると、ディーラーが4枚目のコミュニティカードを追加します。これで場に4枚のカードがオープンされた状態になり、その後はフロップ・ラウンドと同じ手順の繰り返しです。
リバー・ラウンド
勝敗を決する最終ラウンドである「リバー・ラウンド」では、まずディーラーが5枚目のコミュニティカードを追加。
そして、プレイヤーは手札と共通カードを照らし合わせながら5枚の組み合わせを決定し、勝負する手役を完成させます。後はフロップ・ラウンドと同じです。
ショーダウン
リバー・ラウンドが終わったら勝負に残っているプレーヤー同士で勝敗を決めます。そして、1人の勝者がポットに集められたチップの全てを獲得できるのです。1ゲーム終わったら、ボタンが左隣のプレイヤーに移ります。
ここまでの流れを見ればわかりますが、テキサスホールデムポーカーは手元にあるカードの交換はありません。5/7のカードはプレイヤー全員にバレているので、いかに自分の手札の強弱を他のプレイヤーに悟られることなく駆け引きするかが醍醐味です。
テキサスホールデムの役の確率は?
テキサスホールデムポーカーの役の中で最強の役は『ロイヤルストレートフラッシュ』です。ロイヤルフラッシュとも呼ばれています。ロイヤルストレートフラッシュは、同じマークの10-J-Q-K-Aで構成される役のことです。
ロイヤルストレートフラッシュが出る確率は、以下の計算式で求めることができます。
『ロイヤルストレートフラッシュの全組み合わせ』÷『全組み合わせ』×100=『ロイヤルストレートフラッシュが出る確率』
『ロイヤルストレートフラッシュの全組み合わせ』は、各柄(♠︎♥♦︎♣︎)の10-J-Q-K-Aの組み合わせなので4通り。『全組み合わせ』とは、52枚1組のトランプカードから5枚のカードを選ぶ全組み合わせのことで、2,598,960通りです。これを計算式に当てはめてみます。
4÷2,598,960×100≒0.00015%
理論上では、およそ65万回に1回の確率で、出現するのは奇跡に近い幻の役だと言えます。
それでは、残りの役の出現確率も確認してみましょう。
役の名前 | 役の構成 | カードの例 | 出現確率 |
ロイヤルストレートフラッシュ | 同じマークの10-J-Q-K-A | 0.00015% | |
ストレートフラッシュ | 同じマークの連続した5つの数字 | 0.00139% | |
フォーカード | 同じ数字のカード4枚 | 0.024% | |
フルハウス | スリーカード(同じ数字3枚)とワンペア(同じ数字2枚) | 0.144% | |
フラッシュ | 同じマークのカード5枚 | 0.197% | |
ストレート | 連続する5つの数字 | 0.392% | |
スリーカード | 同じ数字3枚のカード | 2.11% | |
ツーペア | 同じ数字のペア2組 | 4.75% | |
ワンペア | 同じ数字のペア1組 | 42.25% | |
ハイカード | 数字・マークともにバラバラなカード | 50% |
ハイカードは1/2の確率なので、手役にワンペアが揃っていれば勝負してもいいでしょう。ワンペアも出現確率が高いので、ツーペア以上の役であれば、迷わず勝負するべきです。
勝つために重要なポーカー戦略
テキサスホールデムを含めたポーカーで使える戦略を紹介します。ここで紹介するのは、『ブラフ』と『オールイン』という戦略です。この2つの戦略をマスターして勝利数を増やしましょう。
相手を騙す『ブラフ』
ブラフとは、本当は強い役を持っていないけれど、あたかも強い役を持っているように相手に思わせる戦略。『レイズ』や『オールイン』などのアクションを仕掛けて、相手を騙します。上手く騙せてフォールドさせることができれば成功です。
ブラフは大きく分けて2種類あります。1つ目は『ピュアブラフ』で、自分が負ける可能性が高い中、強気のベットを仕掛けて自分に強い手があるように思わせて相手のフォールドを引き出す戦略です。この場合、相手がフォールドしなければ勝つことができません。
2つ目は『セミブラフ』で、ハイカードの役を持っているプレイヤーが、もっと強力な役が成立するだろうと予測し、ベットすることです。相手にコールされたとしても、最後に逆転する可能性は残っています。
一か八か『オールイン』
ポーカーでは、ゲームに参加するためには同額のチップを賭ける(コール)しなければなりません。手持ちのチップがコールよりも下回った場合、本来はゲームに参加する権利はありませんが、『オールイン』という全額勝負の方法を用いてゲームに参加することができます。
オールインは、コールに足らない手持ちのチップを全額賭けてゲームに参加する権利のことです。しかし、オールインをしたゲームで勝っても、全額賭けたチップに対する配当しかもらえません。負けた場合はチップが全て没収です。そうなると、チップを購入するか、ゲームを降りるかのいずれかになります。
なお、オールインをした後はゲームが終わるまでベットすることができず、ポットに積み上げられるチップも獲得できないです。このような高いリスクを負うことを頭に入れた状態で、自分の役を見て勝つ自信がある時のみ、一か八かでオールインを使いましょう。
⇒オールインについて詳しく知りたい方はこちら
まとめ〜テキサスホールデムはプレイヤー同士の駆け引きが魅力的〜
いかがでしょうか?
テキサスホールデムはプレイヤー同士の駆け引きが魅力的です。
一方で、カジノ初心者には少しハードルが高く、いきなり勝つことはできません。勝つためには、この記事で紹介したルールを理解することはもちろんのこと、ブラフやオールインなどの必勝法もマスターした上で、何度も実践を重ねることがポイント。
そのようにして、何回も負けを繰り返すことで、強くなっていくカジノゲームです。その分、慣れた頃には通常のポーカーとは違う楽しさがあります。
この記事のおさらいポイント
✅プレイヤー同士の駆け引きが醍醐味
✅テキサスホールデムの1対1の勝負では、ハイカード勝負になることも多い
✅ポーカーで使える戦略は「ブラフ」と「オールイン」
✅実戦を重ねて強くなるカジノゲーム
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